現代の宇宙論はおもしろい

宇宙の向こう側―量子、五次元、ワープト・スロート

宇宙の向こう側―量子、五次元、ワープト・スロート

現代の物理学は様々な仮説が百花繚乱、SF以上に凄いことになっているのが興奮させられる。今の宇宙論では、インフレーションの後にビッグバンがあるということらしいが、これは知らなかった。その「前」となると、時空が入り乱れていてもやもや(?)しているらしいが、この辺は量子重力理論が完成しないとはっきりしたことは言えないらしい。それからダークマター以外に「ダークエネルギー」というのがあって、宇宙のエネルギーの74%ほどを占めているらしいが、これって何だろう?
 それにしても、CERNで新しく稼動するハドロン・コライダー(LHC)ではなんと、ブラックホール(!)が出来てしまうかも知れないというのだが、恐しいというか、本当に大丈夫なのであろうか。ちょっと前の新聞に、もしブラックホールが出来てもホーキング放射ですぐ蒸発してしまうので問題ない、なんて書いてあったのだが…。もう完全にSFだ…。

http://www.technobahn.com/news/2008/200803281315.html
http://www.technobahn.com/news/2008/200803291833.html