シュニッツラーの戯曲

輪舞 (岩波文庫)

輪舞 (岩波文庫)

10の場面を、男女のペアが次々に入れ替わって情事をなしてゆく戯曲。かなりエロティックなシーンもあり、世紀末ウィーンの退廃の香りが楽しめる。男女の間の機微を軽いタッチで描かせたら、さすがにシュニッツラー、上手いものだ。