明治の初めの日本

民権と憲法―シリーズ日本近現代史〈2〉 (岩波新書)

民権と憲法―シリーズ日本近現代史〈2〉 (岩波新書)

当り前の感想であるが、ゼロから近代国家を造り上げるのは大変なことだったのがわかる。それから細かいことであるが、「万歳」というのが一般的となったのは、明治天皇に学生などが「天皇陛下万歳」を唱えるようになってからだというのが意外だった。仕掛け人は森有礼である。