- 作者: 檜垣立哉
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(しかし、『意味の論理学』を解説した第四章以降は、自分には判りにくかった。これは多分、当方に問題があるのだと思う。実際、『意味の論理学』そのものが、自分には『差異と反復』よりかなり難解だったこともあるし。)
それはそれとして、あと自分が勝手に思ったこととしては、「生成」について、DNAは「同一性」で、ドゥルーズのいうような「潜在性」ではないように思われる、ということだ。例えば一卵性双生児を見てもわかるように、DNAの同一性は、塩基配列が展開されて、(いくら一卵性双生児とて二人ともまったく同じではないと云ってみたところで)形態の同一性を齎しているようにしか見えない、ということである。これは到底、無限に畳み込まれた襞だとは云えない。これはやはり、「メジャー科学」の方に分がある一例になってしまうのであろうか。無論、このような重要なことはとうに議論されているであろうが、無知な者の独り言として、記しておく次第である。
- 作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,財津理
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- 作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,小泉義之
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